時間を忘れて何もしない贅沢に浸る

近代生活に慣れた人のリゾートは やはり文化的なリゾートですがボラカイは逆に非文明的なリゾートであるという認識が必要です。

ボラカイ島には桟橋がありません。船がビーチに着くとズボンの裾をめくってホテルのロビーに着く頃は足は砂だらけ。案内されたルームは基本的に竹で作られヤシの木の葉で葺かれた屋根。電話やテレビ、冷蔵庫はもちろんエアコンもありません。近代生活に慣れた私たちはそれを聞くと戸惑ってしまうかも知れませんね。

ところが非文明こそが今文明人にとって究極のリゾートとされているのです。何もない・・・何もしない・・・物質的な豊かさよりも心の豊かさをボラカイで感じてください。

私が初めてボラカイを訪れたのは1990年。その時 島には水道も電気も電話ない状態で夜になると真っ暗!夜道人とすれ違う時などは本当にぶつかりそうになった位 暗かったのですが今では電気が来ていますので、その様な事もなくなりました。ランプで照らされていたディナーもロマンチックだったのですが・・・

各お店には冷蔵庫も置かれているので冷たいミネラルウォーターや氷・アイスクリームも買えるようになりました。電気と衛星放送のおかげでCNNニュースも見れるようになり、島の北部にはブルーウォーターゴルフコースも出来ました。

つまりボラカイもどんどん近代化されつつあるわけです。素朴と文明調和だったボラカイも今は文明に傾いて来たようです。

しかし完全文明人の我々がボラカイに上陸した時は、まだまだ素朴と感じてしまうでしょう。そこには昔の日本があるかのようです。質素な建物、鍵のない民家、裸足で走り回る子供達、戦後の闇市場のようなマーケット、おっぱいを飲ませるお母さん、笑顔の島民、夜は暗いと実感!朝早くからウルサイ『コケコッコー』物売りの子供達etc・・・

SIMPLE IS BESTの言葉通りのボラカイで休日を楽しんでみませんか!?

 EISEI YAMAMOTO

 

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